リバーブについて[基礎編]

今回はリバーブについての基礎です。
まずはリバーブの使い方よりも先にリバーブとは何かを考えていきます。
これが分かっていないで使っている人がたくさんいますが、そうすると「狙って」リバーブが使えなくなります。
プロは「偶然」良い音を作っているわけではないですから「狙って」目的の音に出来ることは大きな武器となります。
そうでなくても、狙って音が作れれば早く目的地に着きますから音が消えずに済みます

音が消えるとは、、音は頭の中にあるだけでは非常に弱いものです。
ひょっとした拍子に忘れてしまったことありませんか?せっかく良さそうなものだったのに!って。
出来るだけ早く形にしてあげること、これが大切です。
語ると…めちゃくちゃ長くなってしまうのでそれはまたの機会に。

それではいきましょう。

目次

そもそもリバーブとはなにか

ここを検索出来ている人はすでに知っているかもしれませんが、一応基礎編という事で書いておきましょう。

知らないところがあったら儲けもん!そんな気持ちで情報は探していくといいです。

身近なリバーブ

身近な所で体験しているものをいくつか挙げていってみましょう。

皆さんの体験で一番リンク出来るのはカラオケの「エコー」でしょう。

皆さん、エコーを説明する時「お風呂」みたいな感じと説明したくなりませんか?

ではお風呂みたいな感じとは…なんとなくたくさん「響いている」イメージじゃないでしょうか。

そうです、リバーブは「響き」を加えるエフェクターになります。

エフェクターとは「効果」を加える機材の事で、「効果」自体は「エフェクト」と言いますが、それをする物(とか、人)の事を指すときは「〜〜ター」と言うことが多いです。
(例えば他にはリミットするものをリミッターと言ったりします。コンプの最強版みたいなやつね。これもそのうち書こう。リミッターの事、多分とっても知りたいでしょう。)

※雑談なのでこのブロックは忘れていいですよ↓
コーディネートする人を「コーディネーター」と言ったり、そう言われるとなんかしっくりきませんかね。あとはなんだろ、プログラムする人を「プログラマー」とか…って、これ「マ」じゃん…。そうなんです、正確に言うと英語でその単語に「er」とか「or」付けるとそれをやっている物とか人とかいう意味になる「らしい」ので(僕は英語が苦手です)

まぁ、そんな感じ。(弱気)

響きとは

リバーブは「響き」を加えるエフェクターというところまでは来ましたが、響きとは。

響きとは色んな音の「反射」です。
音は反射するんです。懐中電灯とか太陽とか鏡で反射するのは理科の実験とかでやりましたよね。なんとなくあんなイメージです。

ただ、ピカピカの鏡だときちんと反射するけど、例えば下敷きとか、スマホの画面とか、反射はするけど鏡ほど綺麗に反射しない物ありませんか?

音にも反射しやすい素材と、そうでないものがあるんです

お風呂がよく響く理由のひとつはそれです。
タイルだったり、鏡があったり、そういう音が反射しやすい素材がお風呂には揃っています。

逆に寝室はお布団とか、カーテンとか、そういう音を吸収しやすい素材が多いので、お風呂とは全然違った雰囲気だと思います。

今日これ、ちょっと意識的に聞いてみて下さい。意識を傾けると分かるはずです。
意識をどう「フォーカス(集中)」させるかは、音楽をやる上でとても大事です。
もっというと、音楽だけでなく、多分なんかかっこいいなーと思える人の多くはこのフォーカスが凄まじいです。皆さんも意識的に集中してみましょう。

今回はまずは「そのもの」について書いておきました。次は実践的に様々なリバーブのタイプ(種類)について解説します。

このタイプを使い分けることによって、「お風呂」な感じか「寝室」な感じか、専門的にいうと、プロはこれを「ウェット」な感じ「ドライ」な感じなどと言ったりもします(一例です)。
他には例えばドライではなく、デットと言ったりもします。ここら辺はまだ頭の片隅で大丈夫。

まずは、響きってなんなの?それが分かったら、その響きはどうやって作り出すの?となっていくわけです。

テクニックだけでなく「考え方」も大事にしましょう

とはいえ知りたいでしょうから、次はテクニックでーす!ではでは!

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