ProToolsについて(波形編集)

「レコーディングにおいて業界標準となっているPro Tools」

ProToolsについて(波形編集)Pro Toolsについて調べるとよくこんなフレーズを目にすることになります。

今回はそのPro Toolsの波形編集について書いてみたいと思います。

目次

何がそんなにいいのよ!

色々なDAWがある現在、実はPro Toolsでなくても出来ることはたくさんあります。
究極的なことを言ってしまうと、どのDAWを使用していても工夫次第でそれなりのことが出来るのです。
要は使い手の力量次第だということを念頭に置いておいてください。

ソフトのせいにしない。自力を上げること!

この心構えがあれば、ソフトのおいしい恩恵を最大限に受けられる準備が出来ます。

それを踏まえた上で、Pro Toolsの特徴といえば波形編集のしやすさです。

この「しやすさ」というのは微妙な表現で、もう少し細かくいうと、「詰めやすさ」と言えるかもしれません。とりあえず今は「細かい事が出来るんだな」と思っておいてもらうと良いです。

波形編集について

波形編集の仕組みには下記の2種類があります。

・破壊編集
・非破壊編集

この2つの意味は字の如くなのですが、意味が想像できるでしょうか?

破壊編集というのは、編集した作業が元のファイルに直接書き込まれ、編集をやめた段階でファイルも書き変わっている方式。
非破壊編集というのは、元のファイルが常に残されていて、「何のどこをどう編集したか」というデータが別に作成されそれが保存される、つまり「後からでも元に戻れる」編集方式になります。

どちらにもメリット・デメリットがありますので、
どういう時に何が効果的なのか、という事をきちんと認識しておきましょう。

メリット・デメリット

破壊編集に起こる、ファイルに直接書き込まれるという点は、編集終了時点ですでにファイルが出来上がっているということです。

そうでなかったらどうなるかというと、編集が終わったら「ファイルを書き出す」という「別の作業」が必要になります。
もしファイルを100個作りたかったとしたら…ちりも積もればです。
一作業増えるかどうかというのは最終的にかなりの差になるので、それが省けるということはとても大きなことなのです。

しかし、この選択をする時は

「この編集はそんなに複雑でもないから一発で決められてもう元に戻すことはないな」

と確信を持てる時です。

少しでも元に戻りたい可能性があるときは危険すぎてできないのです。

仕事ではこの元に戻るかもしれないということは予測しながら動かなければ危ないです。

こういった判断を誤らないこと。こういう所が経験やセンスの差として出てきます。

業界標準となる概念

Pro Toolsが業界標準となっている理由はいくつもあります。

歴史的な背景も大きいですが、それは長くなるので今度別の記事にするとして、今回はテクニカルな部分を簡単に記載します。

つまり、業界ではどんなことが求められているかということを理解する必要があるということです。

色々ありますが、大きく

「安定性」と「互換性」

がとても大事になってきます。

安定性

録音をする際、10回に1回トラブルがあっては怖くて仕事になりません。
100回に1回でも怖いです。

良い音で録れることはみんなが想像する当たり前に大事なことであると思いますが、それよりさらに大前提であることは単純に「録れること」自体です。

なにを言っているんだ、と思う人もいるかもしれませんが、レコーディング現場では同時に50チャンネル(この表現がピンとこなかったらマイク50本同時録音だと思ってください)録ることなんてよくあることです。

これをパソコンが処理するのはなかなか大変なことなんです。

2桁同士の掛け算するだけでも人間は大変でしょう?

音をデータ化するには色々な計算をしなければいけないので、安定させることは実はかなりハードルが高いのです。

Pro Toolsはそれを早くから安定させる事が出来たので(後日記載)、今でも業界の信頼を得ているわけです。

互換性

レコーディング作業というのは実は一つのスタジオだけでなく、複数箇所に渡って行うことも珍しくありません。

また、これも意外かもしれませんが、録音をしている人と、ミックスをする人が別のこともよくあるのです。
(クレジット(誰がなにをやったかリスト)を見ると、「Recording」と「Mix」でエンジニアの名前が分かれている事があると思います。
こんな見方をする機会はあまりないと思いますので、探してみてください。)

この「場所が変わる」「人が変わる」といった時に、毎度使うソフトが変わっていくというのはかなり面倒なことになります。

その点、標準的なソフトでるPro Toolsであれば、ただそれまでのデータを貰えば続きから作業ができる。
これは大きなアドバンテージとなります。

Pro Toolsは世界的に普及していますから、海外のエンジニアやプロデューサーともデータのやりとりが可能です。

世界でたった3人しか持っていない特別なソフトだったとしたら、逆に困ってしまうというわけです。

そんなかんじ〜〜

ではまた!

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